それは【金魚】。日本で古くから愛されている観賞魚の代表格。 日本文化に関わっていることが多く、アクサセリーや和菓子のモチーフに使われたり、俳句界では夏の季語として俳句に取り入れられています。
・金魚が日本に浸透したのは…
もともと突然変異を起こしたフナを改良して生まれた金魚ですが、いつから日本に浸透して行ったのでしょうか。金魚の初出は中国から伝わったものだと言われています。 日本の歴史を遡ると、鎌倉時代から金魚の存在は知られていたようです。 金魚を飼育する風潮が広がり始めたのは江戸時代。当時の大富豪が金魚を舶来物の鉢で泳がせて鑑賞を楽しんでいたことが始まりでした。それから江戸時代後期の化政文化期になると、金魚が大量生産されて庶民の手にわたりやすくなり、やがて愛玩生物として定着したのです。
・金魚は良きモチーフである
現代でも金魚を取り入れた可愛らしいグッズや浴衣が浸透しています。金魚が芸術品のモチーフとなっているのは、こちらもまた江戸時代から。当時真っ赤な魚というのが目新しく、美しさを感じていたのでしょう。いつの時代でも金魚は、ヒラヒラの尾びれや丸っこい体で眺める人々を癒してくれます。
・金魚柄の浴衣ご紹介
今回ご紹介した金魚の涼しげな浴衣をご紹介! 各リンクから商品詳細情報をご覧になれます。