和柄とは
一般的に和柄とは、文様を意味します。この文様をパターン化し、規律正しく並べた物を和柄と読んでいます。平安時代中期から今までデザインされてきており、いくつかのパターンは現在でも当時のデザインのまま使用されています。
また文様には様々な意味があり、和柄を選ぶ際に、お気に入りの文様の意味を調べておくのも、一つの楽しみになると思います。
和柄の歴史について
現在の和柄と呼ばれるデザインの起源は平安時代以降のデザインが中心となっています。
平安時代初期、奈良時代、飛鳥時代、遣唐使や遣隋使を派遣しており、ファッションや、デザインについても唐と隋の影響を受けました。
そのため、ほとんどの物は日本独自のデザインではありませんでした。
この頃のデザインは現在、韓国の大河ドラマで見られるようなデザインでした。
もちろん、当時の韓国も唐と隋の影響を受けていました。
平安時代頃になり、日本独自のものと唐の文化をアレンジしたようなデザインが貴族を中心に広まっていきました。
ちょうどこの頃が紫式部が生きた時代、源氏物語が誕生した時代であり、ひらがなも誕生し、デザインも日本独自のものと変化していきました。
現在の和柄には、歴史的なデザインを継承しつつ、自然をモチーフにしたものが多く存在します。
日本人は古来から自然の持つ美しさに惹かれ、それを着物などにデザインしてきました。
涼しさを感じさせる流水模様は、夏祭りなどの催し物に適しています。
松の木は寿命が長いため、長寿の象徴とされています。
蝶々はさなぎから美しい成虫になることから、変化を表す文様として利用されてきました。
桜の花模様は日本を代表する花として、季節、シチュエーションを問わず用いられます。
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