世界と日本で比べる!石鹸の歴史!
私たちの身近にあり、何気なく使っている石鹸にはとても長い歴史があります。そんな歴史を日本と世界で見比べて行きましょう!

日本と石鹸の歴史

日本に石鹸が伝わったのは安土桃山時代、そう織田信長や豊臣秀吉が活躍していた時代です。アジアルートというよりはポルトガルやスペイン方面から持ち込まれたと考えられています。

石鹸が伝わるまでの日本では、灰汁(あく)や米の研ぎ汁、米ぬか、海藻の煮汁などが石鹸の役割をはたしていました。驚かれる方もいるかもしれませんが、灰汁や海藻の煮汁などは天然の界面活性成分を含むアルカリ成分、米ぬか洗顔ではありませんが、当時の汚れを落とす効果は十分にあったと言えるでしょう。

もっとも、伝わった当時の石鹸は医薬品として紹介されており、1824年(文政7年)日本で最初に石鹸を作った江戸時代の蘭学者、宇田川榛斎と宇田川榕菴も医薬の使用を目的に作っています。 銭湯など暮らしの中に石鹸が広まりだしたのは明治10年頃から、普及には大量生産が必要ですが、石鹸の商業レベル生産を成し遂げたのが日本における石鹸工業の創始者・堤磯右衛門です。

明治6年に洗濯石鹸と化粧石鹼の製造に成功、当時は洗濯石鹸のことを「洗い石鹸」、洗面石鹸のことを「顔石鹸」と呼んでいました。彼の門下生が現在の花王や資生堂などで石鹸の製造に携わり、現在私たちが手にする様々な石鹸へと繋がったのです。

世界と石鹸の歴史

石鹸はいかにして出来たのでしょうか、古のシャーマンかそれとも人知を超えた錬金術師の手によるものか、確かにそうであったならば新たなワールドが開けそうですが、実際には偶然の産物だったのです。

石鹸の起源は今から約5000年前の古代ローマへと溯ります。当時の古代ローマでは神に羊を捧げる風習があり、焼いた羊からでた脂と灰が混ざり合い石鹸らしきもの誕生しました。

汚れを落とす不思議な土が誕生した場所は「サポー(Sapo)の丘」と呼ばれており、石鹸を意味する言葉「ソープ soap」の由来と考えられています。究極の無添加石鹼とも言えますが、獣の脂と灰ですから臭いは相当であったはずでしょう。

よく分からないけど試してみようと思った古代のローマ人、探求心旺盛と言うべきか好奇心の塊と言うべきか。

古代オリエントでも石鹸らしきものが作られていたことが粘土板に記録されています。こちらでは、木灰に様々な脂(油)を混ぜて煮て石鹸らしきものを作り、漂白洗浄の他に塗り薬としても使用していました。さすがは最先端技術でメソポタミア文明を築いたシュメール人というところでしょうか。

石鹸を作る専門の職人も誕生しはじめ、オリーブ油と海藻灰を原料にした石鹸が作られるようになったのは12世紀にはいってから。ただ、この原料では大量に生産することは出来ず、一般的に普及までとはなりませんでした。

一般家庭に石鹸が普及しだしたのは18世紀末、産業革命によりアルカリ剤が大量生産な可能となったため、企業も広告を使用して石鹸の普及に努めました。

コールドプレス製法の石鹸の歴史

シンプルな石鹸の作り方、コールドプレス製法の石鹸の歴史についても触れておきましょう。コールドプレス製法とは、製造時に熱を加えない作り方を指します。つまり、古来からの石鹸の作り方を踏襲しているわけです。

コールドプレス製法は基本的に無添加な手作り石鹸ですから、手間と時間がかかります。原料によっても完成期間は異なりますが、概ね一ヶ月以上の時間が必要です。大量生産には向きません、多くの企業がコールドプレス製法を用いないのはこのためとも言えるでしょう。

また、歴史を振り返るに戦争の勃発もコールドプレス製法に影を落としました。原料となる油脂が不足したためです。代替品として誕生したのが界面活性剤と添加物による合成洗剤。その利便性により人気が爆発、現在では主流となっています。

もちろん、小規模ながらも頑なに天然・自然の成分を活かした作り方を守っている企業もあります。また、近年では肌に優しい純粋な石鹸を使ってみたいという方も増加傾向にあると言えるでしょう。

まとめ

ここまで、私たちの生活に溶け込んでいる石鹸の歴史をみてきました。石鹸の起源が偶然の産物とは驚きでしたが、その石鹸らしきものを使ってみようとした人がいなければ、その後の歴史も違ったものになっていたかもしれません。

現在の石鹸は健康や衛生を守ってくれるだけではなく、デザインや香りも楽しむことが出来ます。また、素材にこだわる方に贈り物としても喜ばれています。お家にある石鹸、新たに手にした石鹸をみたとき、5000年前から続く歴史の流れを感じていただければと思います。

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