カジュアルな格好とあわせる
タートルネックやボートネックなど首回りの詰まった服を着るときは、ロングネックレスでボリュームを出すと目線が縦長になり、細く見えます。また、首回りが大きく開いたカットソーや、シャツのボタンを2~3個開けて着るときは、短めのネックレスで服にかからない長さにします。
そしてワンピースなど、華やかにしたいときは、長さにかかわらずボリュームのあるものを選ぶとよいでしょう。最近はパーツの大きなネックレスもたくさん売られています。
あえて、シンプルなTシャツやニットにボリュームたっぷりのネックレスを合わせてみてもおしゃれでしょう。カジュアルな洋服に合わせて、少々遊び心のあるネックレスをつけても可愛らしい印象になります。
また、とてもチェーンの細い繊細なネックレスを見えるか見えないかの位置に付けると、少し色っぽいかもしれません。
スーツとあわせる
スーツを着ている時にネックレスを付ける場合、長く見えるものは付けるべきではありません。長く見えるものは遊んでいるよう思われてしまい、スーツにはどうしても合わないのです。特に接客の際にそうした部分を見られると、信用されないと思われてしまうこともあります。
付ける場合は、短いタイプのネックレスが無難です。短いものだとすっきりと見られることが多く、一種のアクセントとなります。これがフォーマルな感じを演出して、気品のある方だと思われるようになります。そのため短いものを使った方がいいです。 またネックレスの柄についても注意が必要です。パール等のような合わないものは避けて、スーツに合うような細身のタイプを使った方が無難でしょう。
TPOにあわせたおしゃれが大事
服とのバランスばかりに気をとられていると、その場に合わない格好になってしまい苦い経験をしたことはないでしょうか。
たとえば、バイキングなどの食事に出かけるときは長いネックレスは避けます。大粒のしずく型の天然石のチャームなどをつけてしまっていると、食事をするにも食べづらくなってしまいます。
服と同じでTPOに合わせたアクセサリーを選ぶのもおしゃれのポイントになります。
長さによる呼び方
ネックレスには長さによって呼び方があてがわれています。
短いものから、順に
・チョーカー(約35~40cm)
・プリンセス(約40~45cm)
・マチネー(約50~55cm)
・オペラ(約70~80cm)
・ロープ(約107cm以上)
です。
長さが短いものほど襟元をすっきり見せてくれ、長いものほど襟元をゴージャスに見せてくれます。
チョーカーは首の周りに自然に沿うような長さで、ペンダントトップをつけないタイプも多く、ネックレスの呼び名のひとつというよりも、チョーカーとしてアクセサリーのカテゴリとして認識されているようです。
デザインも豊富で、ネックレスが初めての方でも合わせやすいのが特徴です。
40cmくらいの長さだと、ちょうど鎖骨のあたりにかかります。一粒だけのパールやダイヤのペンダントチャームは、おおむねこの長さのチェーンが使われています。
逆にオペラやロープは着用する人を選ぶことがあります。 50cm以上の長さがあるネックレスは大きく揺れるので、大き目なペンダントトップを付けると華やかになります。