羽根ペン一本簪（はねぺんいっぽんかんざし）

「羽ペン」をモチーフに、骨董風に仕上げたどこか懐かしくレトロな印象の一本簪（かんざし）です。

羽根の柔らかな表現や、フルール・ド・リス（百合）風のアンティーク調な装飾等、細かい造形にこだわりました。軸の先には簪を挿す時にひっかからないようにデザインしたかわいらしいペン先をあしらっています。仕上げは職人の手でひとつひとつ丁寧にほどこす、ぬくもり感じるアンティーク調。文字は機械を使って書く事が多い現代、手ずから言葉を紡ぐための羽根ペンというモチーフにはぴったりの仕上がりです。軸には丈夫な真鍮軸を用いており、髪の長い方でも使いやすく1本使いでもまとめることができます。季節を問わず洋服にも、浴衣や着物にも併せやすい簪です。

デザイナーの想い
最も歴史の古いペンの一種とされる羽ペン。そもそもペンという言葉の語源はラテン語で『鳥の羽根』を意味するpennaに由来しています。羽根には古来より様々な意味を持つとされており、鳥が飛び立つことから『飛躍』『運気上昇』の象徴とされ、風を起こして『幸運』『喜び』を呼び込むとされています。そんな羽ペンをモチーフに、レトロでノスタルジックな雰囲気のある簪を仕立てました。能力や長所を高めるお守りのようになって欲しいという想いを込めています。

※1本でまとめ髪OK
※ご使用の際は、軸を持って優しくお使いください。