鈴蘭一本簪（すずらんいっぽんかんざし）

幸福の象徴ともされる鈴蘭（すずらん）の花と、手持ち提灯をモチーフに仕立てた木軸タイプの一本簪（かんざし）です。透き通った白を呈するムーンストーンを、鈴蘭に見立てたふっくらとしたフォルムで包み込みました。

マットゴールドでやわらかな印象に仕上げた鈴蘭の花弁と、燻してアンティーク風に仕上げた葉っぱが、黒い木軸と相まって上品さを演出します。ムーンストーンの下からはチェーンタッセルがしゃらしゃらという音をたてながら揺れ動きます。軸が長めで滑りにくい木製軸なので、髪の多い方でも1本で簡単にまとめられます。シンプルなデザインなので他の簪ともあわせやすく、和洋どちらでもかわいらしく身につけて頂けます。

デザイナーの想い
鈴蘭をモチーフに、手元を明るく照らす手持ち提灯のような印象を重ねて簪をデザインしました。名前の元にもなっている鈴のような花弁の中にはムーンストーンをあしらい、その下に伸びるチェーンタッセルと共にしゃらしゃらという音を奏でるようデザインしました。ムーンストーンは別名愛の石ともよばれ、「恋愛成就」や「幸福」を表すと言われる天然石です。また、鈴蘭は「幸せを運ぶ花」と言われており、また影に隠れて寄り添うように可憐な花をつける様を大和撫子に重ねて「君影草」とも呼ばれます。そんな君影草のようにそっと寄り添うことで、この簪が幸福を運んでくる灯りのような道しるべになって欲しいという思いを込めました。

※1本でまとめ髪OK
※ご使用の際は、軸を持って優しくお使いください。