牛骨角花魁吉丁簪‐花菱（ぎゅうこつつのおいらんよしちょうかんざし‐はなびし）

伝統的な簪の一「吉丁簪」を牛骨角を用いて仕立て、花菱文様を彫り込んだ一本簪です。

耳かきがついているだけの一番シンプルで基本的な形をしており、古典簪としては一番スタンダードな吉丁。一方で花魁といえばとにかく吉丁をたくさん挿している図を思い浮かべるほど花魁の印象もある簪です。既婚の女性や芸者の場合はつけて良い本数にルールがあった一方で、遊女の場合は本数が多ければ多いほど格が高いとされていたと言われています。そんな吉丁簪に伝統文様の花菱を彫り込み、かわいらしく仕上げました。素材の牛骨角は自然素材のためひとつひとつ模様の出方に個性があり、べっ甲のようなツヤと輝きを持っており高級感たっぷり。また、十分な厚みがあり丈夫なため髪の長い方でも使いやすく1本使いでもまとめることができます。他の簪ともあわせやすく、和洋どちらでもかわいらしく身につけて頂けます。静電気が起こりづらいので、日本髪はもちろん日常使いにもぴったりです。

デザイナーの想い
花魁簪としても有名な吉丁簪に花菱を彫り込んだ、wargoオリジナルの吉丁簪です。いかに高級なものをたくさんつけるか、というのが格を表すとされていた花魁簪は通常本べっ甲で仕立てられ、顔から上の装飾品で家が一軒建つと言われるほどの高級品でした。そんな簪を牛骨角を用いて仕立てることで雰囲気や高級感は残しつつ、気軽に使うことのできる簪として現代に甦らせました。成人式や結婚式といった場での日本髪にはもちろん、日常でも気軽に使って頂きたい簪です。

※1本でまとめ髪OK
※ご使用の際は、軸を持って優しくお使いください。
※画像はサンプルです。実際の商品とは、多少異なる場合がございます。あらかじめご了承ください。