帯のお手入れ方法は?
浴衣(帯や下駄)を思う存分楽しんだ後は来年のためにしっかりお手入れをして大切に保管をしましょう。 ここでは帯の洗い方、お手入れ、保管方法の手順をご紹介いたします。ぜひこちらをご参考にしてください。
・帯のお手入れの注意点
注)洗濯表示を必ず確認しましょう。洗濯ができるかできないか、色落ちしやすいのかしにくいのかなど事前にしっかり調べておきましょう。 基本的に浴衣の帯は型崩れやほつれを防ぐために、頻繁に洗濯をしないようにしましょう。 ポリエステルや綿麻の帯であればネットに入れて弱めに設定した洗濯機で洗いましょう。 正絹や鮮やかな糸、金糸やレーヨンが使用されている帯は自宅で洗濯できません。無理せずにクリーニングに出しましょう。 目立った汚れがなければ数年に一度でも問題ありません。 次のシーズンも楽しむためにも素材や表示などには細心の注意を払いましょう。
・帯のお手入れ
帯はまず乾いたタオルでさくっと汚れを払ってみましょう。 型くずれしやすいので目立った汚れがなければ、毎回洗濯しなくても大丈夫です。 ポリエステルや綿麻素材の帯を洗濯をする場合は「手洗いコース」で脱水は短時間で行いましょう。 金糸や細工などが施されている帯は洗濯NGです。クリーニングに出しましょう。 洗濯が終了したら手ではたいてからシワを伸ばすようにして、風通しの良い場所で干しましょう。 帯を干す場合、洗濯バサミで止めてしまいハサミ跡が残ってしまうことがありますので気をつけましょう。 平干しハンガーなどを利用して平らな状態で干すようにしましょう。 アイロンをかける時にはあて布をしてシワがある部分にドライアイロンをかけるようにしましょう。 ハンガーなどにかけて熱をしっかり冷ますように干しましょう。
・帯のたたみ方、保管方法
畳んで頂いても問題ありませんが、帯の折り目などは見栄えが悪いのでできれば巻いてたたむのが理想的です。 また、巻いて立てるようにして保管するとシワがつきにくいので覚えておくと良いかもしれません。 収納場所によってもたたみ方を変えるなどして、折り目がつかないようにするにはあまり重ねないようにしましょう。 次のシーズンもキレイに利用できるように乾燥剤などを入れておくのも良いかもしれませんね。 湿気がある場所に保管するのはやめましょう。型崩れやシワができてしまう可能性があるので重いものを乗せるのはやめましょう。
・まとめ
・帯の洗濯表示を見て洗濯ができるのかできないのかしっかり確認しましょう ・目立った汚れがなければ洗濯せずに、乾いたタオルで汚れを払うようにしましょう ・型崩れしやすいので目立った汚れがなければ洗濯するのは控えましょう ・アイロンをかけるときはしっかりあて布をしてから熱が直接伝わらないようにしましょう ・ハンガーに吊るすなどして可能な範囲でまっすぐになるように影干ししましょう ・折り目が付かないようにシワをしっかり伸ばしてから巻いてたたむようにしましょう ・折りたたむ場合は少ない回数でたたみましょう ・湿気が多い場所での保管はやめましょう ・巻いて立てるようにして保管するとシワができにくいです
いかがでしたか?上記のことをするだけで帯もキレイに長持ちするかと思います。 ぜひ試してください。 洗濯表示はしっかり確認しましょう♪それでは良い浴衣ライフを!