バスソルトを使ったことがありますか?入浴剤はあるけど、バスソルトはない…という方も多いのではないでしょうか。
バスソルトを溶かしたお風呂は、入浴剤ほど匂いや色がきつくなく、ポカポカとよく温まって気持ちがいいですよ。美容にもリフレッシュにも最適なバスソルトの魅力をご紹介します。
バスソルトとは?
バスソルトとは、入浴剤の代わりに使える塩のことです。海塩や死海の塩、岩塩など、さまざまなミネラルをたっぷり含んだ塩がよく使われており、ドライハーブや精油で香り付けされた物もたくさん出回っています。
バスソルトは大きく分けて2種類あります。
天然塩は食塩と同じ塩化ナトリウムが主成分で、他にもマグネシウムやカルシウムなどのミネラルがたっぷり含まれています。ホワイトソルト、ピンクソルトなど、ほとんどのバスソルトはこちらの天然塩タイプです。
エプソムソルトは硫酸マグネシウムが主成分で、「とても汗をかく」「デトックス効果が高い」とセレブの間で流行しているとか。両方、同じようにお風呂に溶かして使えますよ。
バスソルトの主な効果について
バスソルトには以下のような効果があるとされています。
塩分を含んだお湯は、体に熱を伝えやすいという性質があります。しかもお風呂あがりには塩分が体のまわりにうっすら膜を作るので、湯冷めしにくいというポイントも。たくさん汗をかくことで、美肌効果も期待できます。さらに塩の中に含まれるマグネシウムが保湿効果をもたらしてくれるので、すべすべのお肌になれますよ。
体が温まり、血行が良くなると、疲れやコリが取れてよくリラックスできます。風邪をひきやすい時期にもおすすめです。
効果的な入浴方法について
バスソルトの使い方は、バスタブ1杯分のお湯にバスソルトを40〜50g入れてよく溶かすだけ。天然塩をそのまま使っているものや、乾燥ハーブなどが入っているものは、ネットに入れて溶かすといいですよ。天然塩に入っている石や小さな貝などの異物をキャッチできますし、お掃除が楽になります。
さらにバスソルトのリラックス効果を高めたいなら、香りを上手に組み合わせるのがおすすめ!良い香りにはリラックスやストレス解消の効果があるとされています。代表的なものを紹介します。
- ローズ(薔薇):ストレス解消、多幸感
- カモミール(加密列):ストレス緩和
- ラベンダー(薫衣草):安眠、ストレス緩和
- 桜:リラックス、ストレス緩和
- ユズ:元気を出したい、緊張緩和
- ヒノキ:精神安定、リラックス
香りにはこんな効果もあるので、お好みで選んでくださいね。
入浴する際の注意点
よく温まり、美肌になれるバスソルト。しかし濃度を濃くしすぎると、逆に脱水を招いたり肌を痛めてしまうことがあります。市販されているバスソルトには計量カップが付属している場合もあるので、きちんと測って使うようにしてください。
体がよく温まり、汗もたくさんかくので、バスソルトを使うときは脱水にも注意してください。ぬるめのお湯で長く浸かるのがおすすめですが、お風呂場にペットボトルを持ち込むなどして、しっかり水分補給をしてくださいね。
風呂釜や配管にも注意が必要です。バスソルトを入れたお湯で自動給湯や追い焚きをしてしまうと、配管を痛めてしまうことがあります。追い焚き機能や自動給湯の使用は避け、使用後はしっかり水で洗い流すようにしてくださいね。
スキンケアも忘れずに!
入浴後は化粧水やボディクリームでしっかり保湿してあげましょう。バスソルトですべすべになったから、と放置してしまうのはもったいない!
ヘアケアも一緒にするのがおすすめです。バスソルトは髪についても問題ありませんが、塩分濃度が濃すぎたり、洗い残しが残ってしまうと、髪を痛めてしまう場合があります。念のためオイルなどを使ってしっとり保湿してあげるのがおすすめです。
まとめ
入浴時に使うと、体を芯からポカポカと温めてくれるバスソルト。血行が良くなったり、たくさん汗をかくことで、ストレスを解消したりリラックスできる効果があるとされます。
さらに香りをかけ合わせることで、リラックス効果が倍増!幸せな気持ちにさせてくれるローズや、ぐっすり眠れるラベンダーなど、さまざまな香りつきのバスソルトがたくさん市販されていますよ。ゆっくりお風呂に浸かって、ストレス解消・リフレッシュしてくださいね。