こんにゃくスポンジの性質や使用感について
こんにゃくスポンジは、こんにゃくの繊維で作られたスポンジです。
通常ゴワゴワとしていて硬いですが、水やぬるま湯に浸すと柔らかくなり、弾力のあるスポンジになります。
やさしく肌の上で転がすと、つるつるすべすべに!化粧のりが良くなったり、化粧くずれがしにくくなったりと女性には嬉しい効果が満載です。
洗顔料を使用しなくてもキレイに肌の汚れを落とせる、と話題になっていたりもします。 こんにゃくスポンジを使用した洗顔が、肌にやさしいのには理由があります。実は、こんにゃくスポンジで洗顔するとき、肌に触れているのは水の膜なんです!
この水の膜は、こんにゃくに含まれる成分の保水力の高さによってできるもので、弱アルカリ性。そのおかげで、肌を傷つけることなく古い角質や毛穴に詰まった汚れも除去できるのです。肌にやさしく、アトピーやニキビ肌の方にもおすすめですよ。
こんにゃくスポンジの正しい使い方
肌にやさしい上に、肌のきれいをサポートしてくれるこんにゃくスポンジ。
思ったような効果が出ていない…なんて方はいませんか?
もしかすると、使い方を間違っているからかもしれません。
正しい使い方をご説明します。
【使い方】
使用頻度のめやすは、週に2回程度。毎日ではなく、黒ずみや角質が特に気になる日に使用するようにしましょう。
①使用前にメイクをしている方は、クレンジングでしっかりメイクを落とします。
②カチカチで硬いので、3〜5分水かぬるま湯に浸して、もどしましょう。
③水を吸い込ませたスポンジで、やさしく円を描くようにマッサージしながら1〜2分顔を洗います。基本的には洗顔料はいらずですが、使いたい場合は使用可。洗顔料を使用する際は、よく揉んでしっかり泡立てましょう。
④顔全体を洗えたら、水ですすぎます。洗顔料を使った場合は、残らないようにしっかりと落としましょう。
⑤顔をこすらないように、タオルでやさしく水分をおさえます。
⑥化粧水やクリームでしっかりと保湿します。 以上が、正しい使い方です。普段使用されている皆さんは、こんにゃくスポンジを正しく使えていましたか?以前使ってみて効果がなかったという方も、正しい使い方を知った上で使用すると変わるかもしれません。試してみてくださいね!
石鹸を使ったより効果的な使い方
水のみの使用で効果があるこんにゃくスポンジ。
石鹸を併用することも可能です。
特に脂性肌の方は、こんにゃくスポンジ単体よりも石鹸を使用してさっぱり洗い上げるのもいいでしょう。
その場合は、よく泡立てることがポイント。
こんにゃくスポンジは、使用後乾燥するのでしっかりと保湿することも大切です。石鹸を使用するならば、潤うタイプや保湿力があるタイプの石鹸の使用がおすすめです。
こんな使い方はダメかも!こんにゃくスポンジを使う際の注意点
肌がワントーン明るくなったり、黒ずみがなくなったりと肌に嬉しい効果があるこんにゃくスポンジ。使い方を間違えると、逆効果になってしまう場合もあります。
注意点①強く力を入れてこする
例えば、こんにゃくスポンジで強く力をいれてこすること。肌を痛める原因になるので、やさしく滑らせるようにしましょう。
注意点②こんにゃくスポンジのお手入れをせずに使う
そして、こんにゃくスポンジのお手入れをせずに使用すること。こんにゃくスポンジは意外と繊細で、丁寧に扱っていてもカビが生えることもあるのです。適切なお手入れをきちんとできるように、簡単にこんにゃくスポンジの洗い方をご紹介していきます。
こんにゃくスポンジの洗い方
①数回に分けて軽く絞り、水気を切ります。強く絞ると繊維が壊れるので気をつけてくださいね。
②干してしっかり乾かします。湿気の少ないところで保管しましょう。
③水気を切ってタッパーに入れて、冷蔵庫で保管します。
また、こんにゃくスポンジは使用を続けると雑菌が繁殖したり、繊維が崩れてきたりします。1ヶ月程度で新しいものと交換しましょう。
他にも、注意点があります。使用後は乾燥しがちなのでしっかりと保湿を行うこと。長時間の使用をしないこと。
以上のポイントを守って、きれいな肌を目指しましょう。
まとめ
こんにゃくスポンジは正しく使用すれば、美肌作りの大きなサポートになります。使い方や注意点を改めて確認できたでしょうか?
参考になれば幸いです。
肌に触れるものですので、自分の肌を同じようにこんにゃくスポンジも丁寧に扱ってくださいね。
こんにゃくスポンジをうまく利用して、きれいな肌を手にいれましょう!