櫛や簪の起源はとても古く、日本では縄文時代にまで遡るとまで言われています。
かの、世界三代美女とうたわれた「クレオパトラ・楊貴妃・小野小町」のご三方も身に付けていたといわれます。
中には腕輪や指輪をアクセサリーとして身に付けていたとか。
その時代から長年受け継がれた来た技術や経験を受け継いできて今日のレトロアクセサリーも現代を生きる私たちに受け継がれて来たのです。
日本でも櫛や簪は古いほど価値があると言われてきています。特に象牙やべっこうで作られた櫛簪は稀少で古ければ古いほど価値があります。現代に生きるレトロアクセサリーを身に付けて商売をする職をご紹介いたしましょう。
日本の代表的なアクセサリー櫛や簪。これらを日常的に現代でも使用し続けてきた職業があります。
それは「日本舞踊」が鍵となります。
芸能の華やかさに彩られて伝えられてきた「歌舞伎」の女形役者や、下町を代表する「大衆演劇」の役者。
「舞妓や芸妓」に日本舞踊の「花柳」と、今を生きる人たちが櫛簪を身に付けています。
櫛や簪は元々魔よけの意味も持ち合わせており、新しいお祝い事や、誕生日の祝いに貰う事もあるそうです。
日本のレトロアクセサリーは長い髪の女性が動きやすいようにと、髪を纏める為に使われてきました。
親から孫へと伝えてきた櫛や簪は古き良き時代の思いを繋ぐ物でもあるのでしょう。