彼氏が彼女の指輪を、彼女が彼氏の指輪を作ってお互いにプレゼントする際に、名前とアニバーサリーデーの刻印があれば、たとえ高価なブランド物でなくとも、世界にたった1つの、永遠の時を刻む記念碑のような貴金属となりますから、大変ロマンチックです。仲の良い二人にぴったりの、愛の記憶として残ります。
一体、日本人がいつからペアのリングを贈り合うようになったのかご存じでしょうか。実は、エジプトやローマでは昔からリングをする習慣があり、古い時代のローマのペアリングは階級を顕す物でした。日本では文明開化後、西洋文化がもたらされて、現代のようにペアリングが広まったのだそうです。
彼氏と彼女の間で交わされる定番のプレゼントである、ペアのリングですが、はめる指によってサイズが異なってくるだけでなく、リングに託される意味合いも異なってきます。
いわずと知れたマリッジリングをつけるところの左手の薬指には、愛の力、という意味があります。小指にはめるリングも人気がありますが、左手ならチャンスや祈願を表し、右手なら表現力の豊かさを意味するといわれています。ですから、お守りとして知られる誕生石などのあしらわれた小指用のリングも彼女へのプレゼントとして人気があります。愛のメッセージの刻印の入ったピンキーリングなら尚更です。