ピアスの安全なあけ方
ピアッサーは1000円もあれば購入でき、自分でピアスホールを開ける人も少なくありません。位置がずれたり、失敗する恐れもありますので注意が必要です。
ピアッサーを持参すれば、無料でピアッシングをしてくれるクリニックも多くあります。
ピアッシング専門店のピアススタジオというところもあり、ニードルという注射針のような針でピアッシングをしてくれます。
ピアッサーで開けるよりも痛みが少なく、ピアスホールも綺麗に出来上がります。ピアッシングは医療行為ですので、ピアススタジオの人が医師免許を持っているのか、事前に確認しておく必要があります。未成年の方がピアスを開ける時は、親の同意書か同伴が必要です。
ピアス跡
あけた穴は放置しておくと埋まってしまうので、穴を維持させるケアが必要です。
穴をあけるためのニードルやピアスを使いまわすと、感染症のリスクが高まりますので絶対にやめましょう。
ポストアンドキャッチ
ピアスホールが開ける場所によって塞がりにくくなることがあり、また塞がったとしても跡になりやすい場合があります。
特にボディピアスをしている方には起こりやすい現象です。
原因としては、穴が上手く塞がらなかったということが挙げられます。また拡張をするとどうしても跡が残りやすくなり、塞がってもニキビ跡のような感じになりやすいのです。顔にピアスを付けたり、へそピアスをしている方は目立つ場所にあるので日ごろのケアが重要になります。
日頃からピアスホールを綺麗にしていると、ピアス跡が残るということを避けることができます。しかし外せない部分だと、こうした跡が残ってしまう可能性が高くなるため、こまめなピアスの取り外しを心がけましょう。
失敗が続くようなら要注意!自己判断をしないで医師に相談を
自分や友達にあけてもらう際に、失敗してしまう可能性があります。
あけ方による失敗だけでなく、体質による不調がありますので、失敗が続いたり身体に以上が出る場合には速やかに皮膚科で診てもらってください。
あまり繰り返していると、それが原因で化膿を引き起こす恐れがあります。
アテロームといい、化膿を繰り返したりするとその袋ができて中に皮膚のはがれたもの等が溜まっていってしまってシコリが年々肥大してしまうようです。大きくなるとチョコボールくらいの大きさにまでなります。
良性の腫瘍ではありますが、耳たぶに出来てしまったら見た目もよろしくありません。
あくまでも個人の判断にゆだねられますが、表面の皮膚の切開は最小限にとどめ、皮膚の下のアテロームのみを摘出し、痛みがなければ日帰りで手術することも可能です。
また、ピアスをあけたことによって出来たアテロームは次にあけても再発する恐れがありますので、それも踏まえて一度医師に相談することをお勧めします。