木箸、竹箸?お箸の素材別特徴を知って、好みの箸を探そう! 箸や万作2020年10月15日 シェア 箸はその素材によって使いやすさが異なります。男性であれば重厚感のある黒檀や竹の素朴な雰囲気の箸に魅了されている方もいらっしゃるかもしれません。ここでは、箸の素材別特徴について紹介します。ぜひ、箸を選ぶ時のご参考にしてください。 竹箸の特徴 竹箸はとても軽く、しなりが良いので折れにくいのが特徴的です。じゃがいもやかぼちゃなど、固かったり大きかったりする野菜もグッとしなりながら一口サイズにカットしてくれます。 竹はまっすぐ伸びる密度の高い繊維を持っているので、しっかりとした持ち手でありながら、シャープな箸先に削り出すことができます。細く四角い箸先は、小さな食べ物をつかみやすく、持った感覚が心地よいと感じる人も多いようです。 竹製の箸は国産のもので、薬品加工などをせずにつくられているものも多く、安心して使用することができます。 普段の愛用箸にはもちろん、子供も扱いやすい箸なので、親子セットで竹箸を使ってみるのも良いでしょう。 熊本竹摺り漆箸-鶴 【万作セレクト】 本漆塗り八角箸 朱-白竹/紋竹 黒檀の箸の特徴 黒檀は東南アジアからアフリカに分布しているカキノキ科の常緑高木です。高級家具、仏壇、床柱などにも使われる高級木材の一つです。非常に硬い漆黒色の材質で、磨くと光沢を発します。世界で最も良質な木といわれており、半永久的な耐久力が特徴的です。 黒檀箸は水に入れると沈んでしまうほど重量感があり、とても頑丈で歪みにくいとされています。キリッとした、重厚感のある印象から、男箸とも呼ばれ、男性に人気があるようです。 使い込むほどツヤがでる、品格漂う黒檀の箸は、高級感や存在感を放ちます。木製品のほっこりとしたあたたかみとは一味違い、上質な食卓へと導いてくれるでしょう。大切な方へおもてなしをする際の箸や目上の方へのギフトとしてもオススメです。 【万作セレクト】若狭塗 黒檀四面彫箸 鉄刀木の箸の特徴 木の素材をそのまま生かした箸です。 硬くて重い木材のため、鉄の刀のような木とされ、この「鉄刀木」という漢字が当てられました。 また、耐久性、保存性にも優れており、腐食に非常に強いとされています。そのため、「長く続くように」願いを叶えるシンボルとして床柱としてよく使用されています。結婚祝などの贈答品として鉄刀木の箸を送る方もいるようです。 毎日のお手入れは、使用後によく洗い、水気を拭き取って乾かすだけと手軽に扱うことができます。質の良い箸を使いたいが、普段使いの箸として気軽に使えるものが良いとお考えの方にもオススメです。 木目の波模様が美しく、毎日使っていくうちに愛着が湧いてくるような箸です。 【万作セレクト】 フェアトレード鉄刀木八角夫婦箸 ブナの箸の特徴 ブナは落葉広葉樹で日本の温帯林を代表する樹木です。強度があり傷がつきにくいといわれています。ブナの箸はきめ細かく、手触りも滑らかです。高い強度と弾力性を持ち、白みがかった優しい色味をしています。柔らかくナチュラルな印象のブナの箸は、木の温もりをダイレクトに感じることができると自然派思考の家庭や女性から人気があります。 自然の温もりを感じさせるブナの箸は、長く使うほど手に馴染み、優しい風合いが加わります。木目が目立ちにくく、とてもシンプルなので洋風の食卓にも似合うところが特徴的です。 自然の食材を活かした料理やカフェ風の食卓、北欧系のインテリアに合わせて、ブナの箸を取り入れるのも良いでしょう。 手けずり箸 ブナ-細 21cm ブナのおやこ六角箸-紺-23cm あすなろ箸の特徴 あすなろは、日本固有種で、ヒノキ科の常緑針葉樹です。「明日は檜の木のようになろう」と真っ直ぐに成長していくという意味が込められています。ヒノキ同様に耐久性が高く、水湿にも耐えるので漆器素地によく使用されています。 持ち心地は軽く、素朴な手触りが特徴的な箸です。 すべりにくいので普段の食事用にはもちろん、取り分ける時に使用する箸としても使用されたりしています。“すべりにくい”にちなんで、合格祈願や心願成就の思いを込めてあすなろ箸を送る方もいます。 無垢あすなろ箸-金魚 まとめ 箸は使用する木材によって持った感覚が違ったり、食卓に与える印象が違ったりと様々な特徴をみせます。とっておきの一膳を毎日大切に使うのも良いですし、その日のお料理やシーンに合わせて使う箸を変えてみるのも良いですね。 箸や万作では、様々なライフイベントやシーンに合わせた、多種多様なギフトBOXもご用意しております。贈答品としてお箸の贈り物はいかがでしょうか。自分の愛用箸を見つけるのはもちろん、素材別の特徴を参考に、相手のイメージやイベントに合わせて箸の材質を選んでみるのも楽しいです。 シェア 前の記事次の記事 Official SNS