猫が駅長!猫に会える電車の旅!!
最近はもう有名ですよね!駅長が猫!! 最初に知った時に衝撃を受けたのが懐かしいですね...。 今や、色んな駅で猫ちゃんが駅長をしている時代...癒されますねぇ〜。 猫好きにはたまらないです!!そんな駅の一部をご紹介!!

芦ノ牧温泉駅の「らぶ」&「ぴーち」

芦ノ牧温泉駅は福島県のローカル線、会津鉄道の一駅です。ここで名誉駅長として働いているのが、アメリカンカールの男の子「らぶ」です。 くるっとカールした巻き耳と、吸い込まれそうな大きな瞳が人気を呼び、駅長猫として一躍有名になりました。ちょこんと被った駅長帽子がとってもよく似合っていますよね。 実は、らぶの前にも芦ノ牧温泉駅で駅長を務めた「ばす」という先輩猫がいました。 ばすは、地元の小学生が保護して駅に居ついた名物猫で、過疎化が進む芦ノ牧温泉駅の広告塔のような存在だったといいます。 ばすは18歳まで駅長の仕事を務めたあと、2016年に虹の橋の向こうへ旅立っていきました。 人懐っこくて優しいばすは今も、空の上から芦ノ牧温泉駅を見守っていることでしょう。 そんなばすから仕事を引き継いだのはらぶだけではありません。らぶには、一緒に仕事をする弟猫の「ぴーち」という相棒がいます! らぶと同じアメリカンカールのぴーちは、短めのふわふわした毛と丸顔が可愛らしい男の子です。 らぶとともに芦ノ牧温泉駅を盛り上げていますが、現在は不定期出勤に切り替わっているんだとか。

「らぶ」と「ぴーち」はどんな仕事をしているの?

切符売り場の中からお客さんを見送ったり、駅舎内の見回りをしたりしながら、観光客のお相手をしているようです。 また、ばすから引き継いだ会津鉄道の観光PRの仕事や、特産品のパッケージを飾るコラボ商品の開発、アニメ出演など、地元を盛り上げ隊としても精力的に活動しています。 らぶは、芦ノ牧温泉の観光大使にも任命されているんですよ!

アメリカンカールってどんな猫?

アメリカンカールは、くるっとカールした耳が特徴的で、猫特有のツンツンした性格の子が少ない猫種です。明るくて甘えん坊、運動が大好きな、犬のような猫なんですよ! お客さんに撫でられるのが大好きな「らぶ」、おおらかで優しい「ぴーち」は、アメリカンカールらしい猫といえますね。 退屈が苦手なアメリカンカールにとって、色々な人から可愛がってもらえる駅は理想の職場なのかもしれません。

電鐵貴志川線 貴志駅の「たまⅡ世駅長(ニタマ)」&「よんたま」

電鐵貴志川線 貴志駅には、民間の鉄道で初めての猫駅長「たま」が勤務していました。 猫駅長ブームの火付け役となり、海外にも多くのファンがいるレジェンド猫だったんです。 そんな「たま」がお星さまになったあと、駅長の仕事を引き継いだのが「たまⅡ世駅長」、通称「ニタマ」でした。 ニタマは、前駅長たまと同じ三毛猫で、もふもふゴージャスな長毛がキュートな女の子です。 また、ニタマの妹分猫として駅長見習いを務めているのが、同じく三毛猫の「よんたま」です。 前駅長たまとニタマの話が全国に広まると、「猫を保護してくれませんか?」という問い合わせが殺到。 その中で縁あって社長面接にたどり着き、駅長見習いの座を獲得したのがよんたまでした。 平成最後の年に、ダブル昇格を果たしたニタマ・よんたまコンビは、貴志川線:伊太祈曽駅駅長と貴志駅駅長を兼任しながら、今日も元気にお仕事に励んでいます!

たま・ニタマをモチーフにした電車に会える!

和歌山電鐵では、前駅長のたまとニタマをモチーフにした電車に出会うことができます。 「たま電車」として愛され、多くの観光客が世界中から会いに来るんですって! また、2010年8月4日には、たま駅長をモチーフにした新駅舎『たまミュージアム貴志駅』が完成しました。 屋根には猫耳がにょきっと生えていて、「TAMA」の文字が添えられています。 猫の目のような窓飾りもとても可愛らしく、ついつい写真を撮りたくなってしまいますね。

JR肥薩線 嘉例川駅の「にゃん太郎」

JR肥薩線嘉例川駅は鹿児島県最古の駅舎として有名で、国の登録有形文化財にも指定されています。 無人駅なのに特急が停まる、全国でも珍しい駅です。 そんな歴史と伝統がある嘉例川駅で、地区活性化推進委「嘉例川観光大使」の大役を担っているのが、タヌキのような顔が可愛らしい男の子「にゃん太郎」です。 数年前から嘉例川駅に住み着き、地元住民や電車の利用者に愛嬌を振りまいていたというにゃん太郎。 “さくら猫”で飼い主がいないことと、嘉例川駅が無人駅で駅長職がなかったことから、駅長として観光PRの仕事を引き受けるようになったそうです。 だっこが大好きな穏やかな性格で、駅周辺のパトロールや写真撮影の対応など、快く対応してくれるそうですよ!

さくら猫って?

さくら猫とは、不妊・去勢手術を終えた印として、耳の先がカットされた猫のこと。右耳カットがオス、左耳カットがメスです。 V字にカットする医師が多く、その形がサクラの花びらのように見えることから「さくら猫」や「さくらみみ」と呼ばれています。 耳先がカットされているのは、「地域で猫の面倒を見ていますよ」というしるしです。 地域全体で猫を守る取り組みが増え、病気・殺処分等で命を落とす不幸な猫が減ることを祈っています。

まとめ

日本には、駅長の仕事を頑張っている猫がたくさんいました。 猫たちの健気な姿をみると、私たちもがんばろう!と励まされますよね。 猫を大切にし、共に生きるという日本の取り組みは、世界中から注目され称賛を集めています。 働く猫ちゃんたちが、日本や世界を救う日が近いのかもしれません!

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