効果がいつまで続くのか、どのタイミングで買い替えるべきか、はっきりと期限が決まっている訳ではないので悩みますよね。
また、せっかく購入した日傘はできるだけ長持ちさせたいと考える方が多いはずです。
そこで今回は「日傘のUVカット効果の寿命」、「買い替え時期の目安」、「長持ちさせるためにやっておくべきこと」について解説していきます。
日傘の扱い方に悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。
日傘のUVカットってどんな機能?
日傘が紫外線対策になることは知っているけれど、よく聞く「UVカット」についてどんな機能なのかは詳しく分からないという方もいるのではないでしょうか。日傘のUVカットについて見ていきましょう。
まずUVとは紫外線のことで、肌に悪影響を及ぼし、しわやたるみの原因になります。
そしてこの紫外線は夏だけでなく、年間を通して私たちの肌に降り注いでいます。
そんなUVから肌を守る方法の一つとして、日傘があげられます。
日傘はUVをカットする機能があるものが多く、紫外線対策として効果的です。
UVカット機能のある日傘には、生地の表面にUVをカットする加工を施しているものがあります。
日傘を差すことで紫外線を浴びる量を減らす「UVカット効果」があり、肌を守ることができます。
日傘のUVカット効果には寿命がある?
日傘のUVカットに寿命があると聞くと「ずっと使えると思っていた...」と驚く方もいるのではないでしょうか。また日傘のUVカットの効果がいつまで続くのか、期限がはっきりと示されているわけではないので今まで何となく使っていたという方も多いですよね。
UVカット加工の日傘は平均で2~3年が寿命です。
徐々に生地表面のUVカット加工がとれていくことで効果がなくなっていくため、残念ながら永久的に使うことはできません。
いつがベスト? 日傘の買い替え時期の目安
UVカット加工の日傘の寿命は平均で2~3年ですが、買い替えの時期はいつがベストなのでしょうか。日傘の買い替え時期の目安を見てみましょう。
買い替え時期の目安として次の2点があげられます。
・壊れてきたら買い替える ・生地が傷んできたら買い替える
「壊れてきたら買い替える」は、日傘を使う中で気づきやすく、目安としても分かりやすいです。
生地が破れてきたり、上手く閉じられなくなったりした場合には、指をはさむなどのけがをしてしまうこともあるのでUVカット加工の寿命を待たずに買い替えましょう。
「生地が傷んできたら買い替える」は、比較的注意してみていないと気づきにくいです。
生地は紫外線を浴び続けたり、こすれたりすることで傷んできます。
生地が傷むことで、UVカット加工の効果も弱くなっていくため、こすれた跡や変色が気になる場合は、買い替えのタイミングです。
適切な時期に買い替えることで、しっかりと効果を感じながら、安心して紫外線対策を行うことができるので、ぜひ目安として参考にしてみてください。
長く使いたい!日傘のUVカット効果を 長持ちさせる方法
せっかく購入したお気に入りの日傘。できるだけUVカット効果を長持ちさせて使いたいですよね。日傘を長持ちさせるには2つの方法があります。
「できるだけ丁寧に扱う」こと。
そして、「お手入れをする」ことの2つです。
生地が傷むことで、UVカット加工の効果が弱まるため、丁寧に扱うことが大切です。
力強くこすりながら傘を畳むと、摩擦で生地が傷んでしまいます。
優しく畳むようにしましょう。
ほかにも日傘の中には晴雨兼用のものがありますが、とはいえ「日傘」ですので急な雨にも対応できるよう防水加工を施してはありますが、長時間の使用にお勧めはできません。
ご注意ください。
また、長時間使ってしまったり、ぬれたまま置いていたりすると傷みの原因になるので注意しましょう。
お手入れとして、濡れた場合には優しくふき取り、日陰でよく乾かすようにしましょう。
また、UVカットスプレーを日傘の生地に吹きかけることで、ある程度UVカット効果を高めることができます。
より効果を長持ちさせたいという方は、UVカットスプレーもお手入れの一つとして使用してみてはいかがでしょうか。
UVカットスプレーは、さまざまメーカーから出ていますので、お持ちの日傘の生地に使用できるか事前に確認してくださいね。
【※晴雨兼用とありますが、いざという時、小雨程度の急な雨に使える「日傘」となります。 長時間のご使用にはご注意ください。】
まとめ
UVカット加工をした日傘は、徐々に効果がなくなっていくため寿命は平均で2~3年です。また、壊れたり、生地が傷んできたりしたら買い替えのタイミングで、できるだけ長持ちさせるためには、丁寧に扱うこととお手入れをすることが大切になります。
ぜひ参考にして、より効果的に紫外線対策を行ってくださいね。