かんざしって難しそう?いいえ、実はかんざしの使い方はとっても簡単♪
基本のやり方を覚えてしまえば、ゴムを使わずに楽々まとめ髪が作れるので、ぜひ覚えてくださいね。
基本のかんざしの使い方
髪を一つに束ねます。 | 髪を時計回りに2-3回ねじります。 ※根元しっかりと。 | 頭皮から指二本分離した毛束の 中央あたりに、上から簪を挿します。 |
毛束を持った左手を上を持っていき、頭皮につけます。 | 簪の先端が左手の外を通るように、簪を持った右手を下げます。 | そのまま左手を少し下げます。 |
簪の先端を軸に、頭皮にそわせて下にずらしながら右手で簪を上へひっくり返します。 | そのまま右下に差し込みます。 ※頭皮をなぞるように。 | 完成! ※左効きの方は、全ての動作が左右逆になります。 |
かんざしの挿し方アレンジ
ショート Short Hair
ショートの髪型の方向けの、かんざしの挿し方を動画でご紹介いたします。
セミロング・ロング Semi Long/Long hair
セミロング・ロングの髪型の方向けの、かんざしの挿し方を動画でご紹介いたします。
スーパーロング Super Long hair
髪がとても長い方向けのかんざしの挿し方を動画でご紹介します。
かんざしの選び方とよくある質問
Q. 一本軸のかんざしと、二本軸のかんざしはどう違うの?
一本軸のかんざしは、かんざしに髪を巻いて挿しても、お団子を作ってからかんざしを挿してもご利用頂けます。
二本軸のかんざしは、お団子を作ってからかんざしを挿していただくタイプのかんざしになります。
※二本軸のかんざしのみでも髪をまとめることは出来ますが、二股の部分が歪んだり、折れてしまう可能性があります。 また、二本軸型のかんざしは、挿した後にかんざしの向きの調整ができませんので、一発で決められるようにしましょう。
Q. 髪の長さはどの程度あればまとめることができるの?
大体は坊主や刈り上げぐらいの短さでなければかんざしでまとめることができます。
ハーフアップなら、大体耳上から軽く髪の毛をすくったときに髪の毛を捻って、根本から指2本分間を空けられる長さであればまとめることができます。 全て髪をまとめてるなら、肩程度、もしくは、小さいゴムで結って髪の毛を捻って指2本分空けられる長さがあれば、かんざしのみで髪をまとめることができます。
Q. かんざしだけで髪をまとめる場合、髪の量によって選ぶ軸の長さも変わるの?
髪の量が多いお客様の場合はまとめた際に髪に厚みがでるので、比較的長めの簪がお薦めです。 髪の量が普通のお客様の場合では、かんざしの長さは特には関係ありません。 また髪が長い方でも、かんざしの長さが12cm程度(とんぼ玉簪など)あれば十分まとめることができます。
Q. かんざしのもっと簡単な付け方ってあるの?
もっと簡単な付け方もございます!
- 小さいヘアゴムやヘアピンを使用して「くるりんぱ」をすると、「くるりんぱ」してできた中央の隙間に簪を挿す。
- ヘアゴムやシュシュでお団子を作っていただき、お団子の髪を少しすくいながら挿す。
- 三編みや編込みにかんざしを挿す。
また、お団子を作るときに少し逆毛を作ってあげるとボリュームが出て、ゴムやピンを隠せるようになるので、より自然に見えます。 普段より髪をまとめる位置を変えたり、かんざしを複数組み合わせることによって、雰囲気を変えることができるのでお試しくださいませ。
Q. 木軸と金属軸ではどちらのかんざしが使い易いの?
髪の量が普通のお客様の場合は木軸・金属軸(真鍮軸)ともにご使用頂けます。 髪の量が多いお客様の場合は金属軸(真鍮軸)よりも木軸の方が滑らない為、よりしっかりとまとめることができます。
Q. 男性でもかんざしを付けられる?また、髪につける以外にお薦めの使い方はあるの?
男性のお客様も勿論ご利用いただけます! おすすめの商品は「アンティーク簪」や「水牛系」、少し値が貼りますが「シルバー簪」はご利用しやすいと思います。 また、スーツの胸ポケットにハンカチーフ代わりに飾っていただいたり、ストール留めとしてお使い頂いても素敵です。
Q. かんざしの軸の種類によって強度は違うの?
はい。軸に使用している素材の性質上、それぞれの強度は異なります。 とんぼ玉の軸に使われる真鍮軸は太く作られているので丈夫です。 しかしながら、真鍮を薄く伸ばし、添えかんざしとして使われる真鍮の平軸は湾曲しやすいです。 そのため、使用するときは平軸を主軸にせず、添えかんざしとして使用していただくと長持ちします。水牛の角で作った簪は、しなりがあるため扱いやすいです。アクリルで作ったかんざしは、簡単に折れてしまいますので、添えかんざしとしてご利用ください。また、どの種類の簪でも共通して言えることですが、簪を固定しやすいように軸にかける力を強くしてしまうと折れてしまったり、湾曲しやすくなってしまいます。(飾りの部分も同様です。)簪を挿すときは力強く挿さずに、手の力を抜いて挿すようにしましょう。
Q. かんざしを挿すときにどの辺りを持つとやりやすいの?
かんざしの軸の中央よりやや上、飾りよりもやや下をお持ちください。力の調節がしやすく、軸や飾りに無理な力をかけずに挿すことが出来ます。
Q. かんざしはどうやって外したらいいの?
飾りは引っ張らず、かんざしの先端を逆方向に押し出すようにして浮かせてから、軸を持って外して下さい。 飾りを引っ張ってしまうと破損の原因となります。
Q. かんざしが壊れてしまいました。修理してもらえるの?
はい。基本的に修理をさせていただいております。(とんぼ玉かんざしは不可)
但し、修理の代金と期間は、かんざしの種類と破損状態によって異なりますので、まずはお気軽にご相談下さい。